この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- 波照間島への行き方について知りたい
記事の内容は以下の通りです。
さて今回は沖縄県にある日本最南端の有人島『波照間島』への行き方について解説します。
沖縄に何度も行ったことがある人もそうでない人も波照間島のことを知っている人は多いのではないでしょうか。
ただ、聞いたことがあっても実際に行ったことがある人は少ないのではないでしょうか。
その理由は様々あると思いますが、ひっくるめて言うと波照間島に行くハードルが高いからではないかと思います。
少しネタバレになりますが、フェリーの所要時間が長かったり、欠航する可能性があるなど懸念点が多いからですね。。。
今回はそういった点を踏まえて、実際に行った経験を交えながら解説していけたらなと思います。
波照間島について
波照間島は沖縄県にある八重山諸島の一つで、日本最南端の有人島でもあります。
「果てのうるま」からその名がついたそうで、うるまは沖縄の方言で「珊瑚の島」という意味だそうです。
また、国内で最も南十字星がはっきり見える島とのことで、島には星空観測タワーという場所がありなるほどといった感じです。
人口は500人ほどと小さな離島です。
波照間島への行き方・アクセス
波照間島へは石垣島からの定期船(フェリー)でのみ行くことが出来ます。
波照間島には空港がありますが、現在は使用されていないようでフェリーのみしか行く手段はありません。
フェリーの所要時間は以下の通りです。
- 小型船の場合:約60~70分
- 大型船の場合:約90分
少なくとも1時間以上はかかることを想定しておくといいでしょう。
フェリーの時刻表
波照間島へはフェリーで行けることを紹介しましたので、そのフェリーの時刻表についても紹介します。
※情報は2022年2月時点のです。最新の情報は安栄観光のホームページをご覧ください。
石垣島発 | 波照間島発 |
08:00 | 09:50 |
11:45 | 13:15 |
14:30 | 16:20 |
石垣島からは1日3便出ている感じです。
石垣島から行ける離島の竹富島や小浜島と比べて便数が少ないので予定を立てる際はフェリーの時刻に注意が必要です。
フェリーの料金
波照間島行きのフェリーの料金は以下の通りです。
※情報は2022年2月時点のです。最新の情報は安栄観光のホームページをご覧ください。
片道 | 往復 | |
大人(中学生以上) | 4,070円 | 7,830円 |
小人(小学生) | 2,040円 | 3,930円 |
小学生未満のお子様は大人1名に付き1名無料です。
片道で購入するよりも往復で購入する方がお得です。
フェリーの乗り方
初めて波照間島のような離島に行かれる方向けにフェリーの乗り方について簡単に紹介します。
乗り方はいたって簡単で以下の2ステップです。
フェリーの乗り方
- 石垣港離島ターミナルに行く
- 乗船券を購入する
- フェリーの出発時刻に合わせて、乗り場に行く
以下の記事でより詳しく紹介してますので、詳しく知りたい方はぜひご覧いただければと思います。
-
石垣港離島ターミナルから離島への行き方について解説
続きを見る
1.石垣港離島ターミナルに行く
まずはフェリーに乗るために石垣港離島ターミナルに行きましょう。
石垣港離島ターミナルへは石垣空港から車で約30分です。ちなみに石垣港離島ターミナルには2か所駐車場がありますので、駐車場所には困らないかと思います。
ちなみに、石垣空港からは路線バスも出ておりますので、レンタカーを利用しない方もアクセスしやすいです。
2.乗船券を購入する
石垣港離島ターミナルに着いたら、波照間島行きの乗船券を購入しましょう。
乗船券は石垣港離島ターミナル内のフェリー会社窓口で購入することができます。
波照間島行きのフェリーを運航しているのは、2022年2月時点で安栄観光のみなので、安栄観光の窓口で購入すれば間違いないです。
安栄観光のホームページから乗船券の予約もできますので、有効活用してみてください。
3.フェリーの出発時刻に合わせて、乗り場に行く
乗船券を購入したら後はフェリーに乗るだけです。
先ほど紹介しました時刻表に合わせてフェリーは出発するので、それまでに指定の乗り場に行ってフェリーに乗りましょう。
基本的にフェリーは自由席で、出発時刻ギリギリになると席が埋まってきますので余裕を持って早めに乗るのがオススメです。
波照間島からの帰り方
波照間島からの帰り方は基本的には行きと同じです。
大半の方は往復の乗船券を購入することになるかと思いますので、復路分の乗船券を持って港に行きフェリーに乗り込むような流れになるかと思います。
往復の乗船券を購入している場合は、紛失にご注意ください。乗船券は安くはないですので笑
波照間島に行く際の注意点
最後に波照間島に行く際の注意点について紹介します。実際に行ってみて感じたことですので、これから波照間島に行かれる方の参考になるかと思います。
注意点としては以下が挙げられます。
注意点
- フェリーが欠航する可能性がある
- 外海を走るので結構揺れる
- フェリーの所要時間が長い
フェリーが欠航する可能性がある
一つ目の注意点として「フェリーが欠航する可能性がある」です。
波照間島に行くには外海を通ることになるのですが、天候によっては波が激しかったりします。
そういった場合、フェリーが欠航する可能性があるので注意したいところです。
行きは無事に運行しても、帰りの時間に天気や海の状況が悪化して欠航になってしまうことも起こりえます。
ですので最低限天気予報は確認して、なるべく安心して行ける日に行くことをオススメします。
外海を走るので結構揺れる
二つ目は「外海を走るので結構揺れる」です。
一つ目の注意点と関連するのですが、外海は波が激しかったりするので揺れるんですよね。
なので乗り物酔いしやすい方は酔い止めを用意しておくといいと思います。
後はフェリーの前よりの席よりも後よりの席の方が揺れがマシらしいので、後よりの席に座るのもありかもです。
フェリーの所要時間が長い
三つ目の注意点として「フェリーの所要時間が長い」です。
波照間島への行き方でも触れましたが、石垣島から波照間島までは最短60分、最長90分かかります。
割と時間があるので、退屈しないようにしておくといいと思います。
また、小型船の場合船内に自販機は無いので、飲み物をあらかじめ石垣島で購入しておくといいでしょう。
ちなみに船内にはトイレはあるのでご安心ください。
まとめ
今回は波照間島への行き方について解説してみました。
他の八重山諸島の各離島と比較するとハードルが高い波照間島ですが、魅力的な観光地が数多くあり、また日本最南端の有人島ということで、行く価値は大いにあるかと思います。
また波照間島に行けることを願って今回の記事を締めたいと思います。